監修:医療法人社団 新光会 不知火クリニック 副院長
産業医科大学 名誉教授
中村 純 先生
治療をはじめると、「しばらくは週に1回通ってください」とか「このくすりを飲んで、何か気になることがあれば、すぐに相談にいらしてください」などといわれることも多いと思います。また、自分自身で病気の原因と考えていることなどがあれば、主治医によく伝えてください。治療にはそれなりの時間がかかることもありますから、あなたの生活の中で、通いやすさや診療時間などを考えて、治療が続けられる病院を選ぶことが大切です。
まずは医師に相談してください
うつ病のサインに気づいたら、1日も早く医師に相談してみましょう。治療には少し時間がかかることもありますが、ゆっくり休養をとり、くすりによる治療で日常生活の支障も軽くなってきます。また、ご家族や周りの方に付き添ってもらい、一緒に病院へ受診することでうつ病への理解が得られ、治療がスムーズに進みやすくなります。