うつ病ってどんな病気?

うつ病の患者数

※プルメリアの花言葉は「陽だまり」です。

監修:産業医科大学 名誉教授 中村 純 先生

生涯に1度はうつ病になる人は15人に1人。医療機関にかかっているうつ病患者さん数100万人以上。医師を受診していないうつ病患者さんは4人に3人 生涯に1度はうつ病になる人は15人に1人。医療機関にかかっているうつ病患者さん数100万人以上。医師を受診していないうつ病患者さんは4人に3人

平成14年に厚生労働省が行った調査では、うつ病の有病率6.5%であり、15人に1人が生涯に1度はうつ病にかかる可能性があると報告されています1)
うつ病患者さんは年々増加しており、2008年にはうつ病と躁うつ病(双極性障害)とあわせて100万人以上になったといわれています2)。しかし疫学調査1)からは300万人以上のうつ病の患者さんがいると推定されていますので、うつ病患者さんの4人に3人はきちんと医師を受診していないことから1)、実際にはさらに多くの患者さんがいると考えられます。

しかし、インターネットの普及によって、ホームページなどでうつ病のチェックを行い、医師に相談するという人もまた少しずつ増えてきています。
ストレス社会でうつ病は、まさに誰でもかかりうる身近な病気、common disease(ありふれた病気)なのです。

1)川上 憲人ほか:“地域住民における心の健康問題と対策基盤の実態に関する研究:3地区の総合解析結果”平成14年度厚生労働科学研究費補助金(厚生労働科学特別研究事業)心の健康問題と対策基盤の実態に関する研究 分担研究報告書:1,2003
2)厚生労働省:患者調査上巻第64表 総患者数, 性・年齢階級×疾病小分類別 2008年 2012/7/6参照