監修:産業医科大学 精神医学教室教授 中村純先生


忙しさが続く仕事、とぎれることのない家事、家庭の問題…。
ストレスの多い現代社会で、“うつ病”に悩む患者さんが増えています。平成14年に厚生労働省で行われた調査では、“うつ病” 患者さんの有病率は6.7%であり、15人に1人は生涯に1度は“うつ病”にかかる可能性があると報告されています。
それにもかかわらず、“うつ病”できちんと治療を受けている人は、それほど増えていないのが現状です。これは例えば高血圧には血圧、糖尿病であれば血糖値というような、“うつ病”についてははっきりとした検査値などがないため、気づくのがどうしても遅くなってしまうからです。
また、いまだに“うつ病”は、周囲の方からも単なる性格の問題と思われたり、「気のもちよう」などと考えられてしまうこともあります。
「なんとなく憂うつだ」、「今まで楽しんでやれたことが楽しくない」、「毎日の生活に張りが感じられない」ということが続いていませんか?
よく眠れていますか?
今までのようにおいしく食事をとることができていますか?
毎日の生活がなんとなくおかしい・・・。と感じていたら、それは、こころとからだがあなたに“うつ病”のサインを出しているのかもしれません。








